侵食される小庭

小庭を作った新居。
別に室内から見えるわけでもないし、道をゆく人から見える事もない、何となく作った贅沢スペース。

たま~に眺めるのだが・・・

 

ん?

何か生えてる?

ミョウガみたいなやつ。

よく見ると、隣のクリスマスローズにも似たような物が。

真ん中から、新芽のような物が生えてる。にしてはデカイ。
育て方なんて調べた事もないから、勝手に成長するのを見守っているだけで、どんな状況かなんて分からないのだ。
新しい葉っぱが出来るのか?謎・・・。

にしても、これはクリスマスローズのあれとは違うような気がする・・・。

クリスマスローズの地下茎が伸びるとは思えない。

心当たりがある。

おそらく犯人はコイツ。

といっても、コイツが勝手に移動するはずはなく、真犯人がいる。

義母だ(-_-メ)

人間とは恐ろしい。

植物の侵食のスピードなんて時間が止まっているかのようにゆっくりなのに、人はそれをあっという間にやってしまう。

義母の侵食は留まることを知らない。

もう溢れているのだ。

これを眺めると癒やされるのか?

否!

断じて否!

ごちゃごちゃして目障り、統一性がなくセンスの欠片も感じない。

買って自分のモノにして満足。後は放置!

面倒を見るということが出来ない、というのは知っている。

そこをどうこうしろとは言わないから、人様に迷惑かけるのはヤメて欲しい。

 

なんで、ウチの小庭にミョウガみたいなやつが生えなきゃならんの・・・。

福寿草って咲いたら、ポサっていう感じの花が咲くんでしょ。

ウチの小庭には合わないよなぁ。

小庭を作った妻も、大して興味がないしなぁ。

俺がお義母さんに『勝手に植えないでもらえます』っても言えないしなぁ。